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由緒ある日本の伝統家具「几帳」とは?几帳の特徴や歴史、魅力についてご紹介

時代劇のシーンなどでよく見る几帳。今ではあまり見かけることのない道具ですが、几帳の歴史は長く、はじまりは中世と言われています。お部屋を和空間にしたいときにおすすめの道具で、リノベーションや賃貸物件の和室のインテリアとして利用されることもあります。

現代版パーテーションである几帳とはどんなもの?

現代版パーテーションである几帳とはどんなもの?

几帳とは、部屋の間仕切りや目隠しに利用する屏障具(へいしょうぐ)のことです。台の上に二本の柱を立て、柱の上に長い横木を渡し、そこにとばりをかけたもの。

俗にいう現代のパーテーションのようなもので、平安時代の貴族社会においての美意識から生まれた技巧的な道具です。とばりの生地は、夏は生絹に花鳥、冬は綾絹に朽木形など、色彩も鮮やかなものが用いられていたとされています。

このように几帳は型にはまった厳格な作りでできており、細かく厳格で折り目正しい様を「きちょう」と呼ぶようになりました。

几帳面の面は、現在の調理用語にもある「面とり(大根などの角が丸くなるよう包丁を入れること)」と同じ意味で、几帳の柱を削り丸く柔らかい装飾をするためだと言われています。

以上のことから、すみずみまで気を配り、妥協をしない性格を「几帳面」と呼ぶようになったと言われています。

豊かな風情や雰囲気を楽しめるのが几帳の魅力

豊かな風情や雰囲気を楽しめるのが几帳の魅力

几帳は皇族や貴族と対面する際、高貴な方の姿を隠すために使用され、時代劇などではよく登場しています。少し透けているのが特徴で、風情や雰囲気を楽しむことができるのも几帳の魅力。

平安時代ではいくら親しくても高貴な方と会うときには、几帳や御簾を介して会うのが決まりでした。

風や音はしっかり通しながら透けた反対側には好きな相手がいるという、相手をより想う気持ちをかきたてるような演出です。

日本に古くから伝わる几帳は、和室や料亭にマッチするおすすめアイテムです。お部屋を和風にしたいときには、ぜひ几帳を活用してみてはいかがでしょうか。

こちらでは、几帳の説明や歴史について紹介いたしました。株式会社 鈴木木工所では、演出力の高い几帳を通販で取り扱っています。

木製の几帳は、たくさんのお客様からオーダーをいただく人気アイテムです。オーダーメイドの制作も可能ですので、ぜひ一度お問い合わせください。

几帳のオーダーは創業明治34年の株式会社 鈴木木工所へ

会社名株式会社 鈴木木工所
販売責任者鈴木規夫
住所〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3丁目44−36
資格・免許一級建築士
屋号又はサービス名株式会社 鈴木木工所
電話番号052-241-5456
メールアドレスasakira@sb.starcat.ne.jp
ホームページURLhttp://www.suzukimokkojo.jp/

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創業明治34年!年間10,000脚以上の胡床製造販売実績!胡床製造・販売のトップメーカー!株式会社 鈴木木工所!全国の神社・仏閣・結婚式場・神具店・仏具店・博物館、個人様から御用命賜り、誠にありがとうございます。胡床(こしょう)は、床に直接座るよりも、膝に負担が掛からないということで御要望が増えています。 上記の理由から、歌舞伎、舞踊、茶道、花道、剣道、弓道等でのご使用も増加傾向です。 また、武将用の椅子としても使われることが多くなり、人間将棋でも使われています。 更には、ドラマのセットで几帳・八足案等と併せて、使用されることもあります。 お蔭様で、年間10,000脚以上を製造販売しています。 御希望により、胡床のレンタルの相談も承ります。

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